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中小企業診断士試験 養成答練558

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【問】 難易度 ★★☆☆☆ (ふつう)

事例Ⅲを処理する上で望ましい判断として、最も適切なものはどれか。

 

 

ア カット野菜業界における C 社の強みを、40 字以内で述べよ。という問題に対し、【カット野菜業界における】という制約があるので、因果を重視した解答を一論点、詳細に記述する解答方針を採る。

 

 

イ 顧客からの注文は、各製造グループに直接入り、各製造グループで各々生産計画を立て、原材料調達から出荷まで行っている。製造グループごとの生産管理によって、同種類の原材料調達における単価の差異、加工ロスによる歩留りの低下、出荷のための輸送費用のロス、製造グループ間での作業員の移動の制限などがみられる。という与件根拠を読み、【全体計画策定、全グループを一元化した生産管理の実施、一括仕入・配送実施、歩留まり向上、応援体制の強化、】という解答キーワードを余白にメモした。

 

 

ウ 現在 C 社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を 160 字以内で述べよ。 という問題に対し、【段取り改善や作業標準化】が対応策として妥当かもしれない。と幅広く解答内容を検討した。

                            

※目標処理時間 10分

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【解答】 イ

 

×  ア 理想として、因果を重視した解答を一論点で書ききりたいものの、実際は、複数のC社の特徴的な経営資源や強みが与件文中に与えられていることが多い。そのため、0点を避ける意識で、複数の強み・キーワードを組み合わせ解答作成することを併せて検討することが望ましい

 

 

〇   イ それぞれの解答キーワードが与件文の問題点に対応しており、望ましい。

 


× ウ 【段取り改善や作業標準化】等の施策は、生産オペレーション(作業管理)分野の取り組みに当たるため、【生産管理面】という制約に馴染みにくく、解答として求められていない可能性が高い。