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【問】 難易度 ★★☆☆☆ (ふつう)(配点20点)
自動車部品メーカー X 社からの機械加工の受託生産に応じる場合、C 社における生産面での効果とリスクを、以下の資料をもとに、100 字以内で述べよ。
【資料】自動車部品メーカー X 社からの機械加工の受託生産に関する概要・情報
- C 社では、自動車部品メーカー X 社から生産の移管を求められている自動車部品機械加工の受託生産について検討中である。
- その内容は、自動車部品専用の熱処理設備で加工している X 社の全ての部品の機械加工であり、C 社では初めての本格的量産機械加工になる。
- この受託生産に応える場合、機械加工部門の生産量は現在の約 2 倍になると予想され、現状と比較して大きな加工能力を必要とする。
- 新工場は、X 社の受託生産部品だけの生産をする専用機化・専用ライン化にするのではなく、将来的には X 社向け自動車部品以外の量産の機械加工ができるよう方針を掲げる。
※目標処理時間 15分
【解答例】
効果は、生産量が2倍になり稼働率が高まる点。量産機械加工ノウハウが蓄積でき量産体制が築ける点。リスクは、加工能力不足による生産現場の混乱やその他の加工品の納期遅延発生、専用ライン化による柔軟性低下。
【採点基準】(配点20点)
効果
生産量が2倍 2点
稼働率が高まる 3点
量産機械加工ノウハウ 1点
量産体制が築ける 3点
リスク
加工能力不足 2点
生産現場の混乱 4点
納期遅延発生 3点
専用ライン化 2点
【セオリー】
新規事業に取り組むメリット・デメリット
制約:生産面
メリット
①稼働率の向上
➁ノウハウの獲得
③体制の構築
デメリット
①生産現場の混乱
➁QCDへの悪影響
③在庫の増加
④専用ライン化(≒依存度上昇)
制約:特になし(例:新規事業によるメリット、経営面のメリット、メリットについて述べよ等)
メリット
①稼働率の向上
➁ノウハウの獲得
③体制の構築
④売上の増加
⑤事業リスクの分散(恐らく、デメリットの依存度上昇を際立たせたいため、出目は低い)
デメリット
①生産現場の混乱
➁QCDへの悪影響
③在庫の増加
④売上依存度の上昇(大口取引先に対して)